メントールの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

メントール

学名 MENTHOL
用途・効果 抗菌作用
安全性 B (安全性は高いが、稀にアレルギー報告のある成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、マッサージ料、ボディケア、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、口紅、リップグロス、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、ヘアスタイリング、頭皮ケア、入浴剤

メントールとは?

メントールはアルコールの一種で、シソ科のペパーミントや薄荷などの植物に含まれる成分の一つです。
天然植物から抽出されたものをl-メントール、化学合成されたものをdl-メントールといい、通常メントールといえば合成であることが多いです。

メントールで最も知られた作用が冷感作用ですが、実際に体温を下げる訳ではなく、タンパク質にある冷感受容体が反応し、冷えたような感覚になります。
そのほか抗アレルギー、抗炎症、抗菌、防虫、血行促進作用などがあり、医薬品、医薬部外品、化粧品に多く使用されています。
また、細胞活性作用や他成分の経皮吸収促進効果などがあることから、有効成分の浸透を高めてくれるとされています。

メントールの安全性は?

粘膜に使用されない場合は100g中7.0g、粘膜に使用する化粧品には1.0gまでという規定があります。
それだけ刺激があるということなので、肌の弱い方は気をつけてください。
またメントールはアレルゲンの一つなので、これまでに何らかの症状が出た場合は、使用は避けてください。

メントールの役割は?

血行促進作用や肌の引き締め作用があるので、マッサージ料や入浴剤に配合されます。
また、夏用や脂性肌用の基礎化粧品などに配合することで、爽快感を与えつつ抗菌作用や引き締め作用が期待できます。
抗菌作用があることから育毛シャンプーに配合され、経皮吸収促進作用で有効成分を浸透させるためにトリートメントや育毛剤にも使用されます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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