メチルパラベンの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

メチルパラベン

学名 METHYLPARABEN
用途・効果 静菌作用、防腐剤として
安全性 C (危険性は少ないもののなるべく使用は控えたい成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、マッサージ料、ボディケア、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、チーク、口紅、リップグロス、アイブロウ、アイライナー、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、カラートリートメント、入浴剤

メチルパラベンとは?

パラヒドロキシ安息香酸のメチルエステルで、パラベンという名がつくことからもわかるように、防腐剤の一種です。
パラベンにはベンジルパラベン、ブチルパラベン、プロピルパラベン、エチルパラベン、メチルパラベンの5種類があり、この順に作用が強くなります。
メチルパラベンはパラベンの中では最も防腐剤としては弱い成分です。

防腐剤はほぼすべての化粧品に配合されているものです。
未開封で3年間品質を保証しなければいけない規定があるからで、3年間持たない場合は消費期限を記載しなければなりません。
日本化粧品技術者会によると、製造時の微生物管理は製造設備や製造管理だけでは十分でなく、防腐剤の添加が不可欠であるとされています。
製造時に微生物をゼロにすることはほぼ不可能とされており、極力減らした上で増殖しないようにするのが防腐剤の重要な役割なのです。
もちろん使用後の防腐も必要で、防腐剤がなければ雑菌は1週間しないうちに化粧品全体に広がってしまいます。

メチルパラベンの安全性は?

防腐剤は必要不可欠なもので、パラベンの中ではメチルパラベンが一番肌に負担がかかりません。
しかし防腐作用も弱くなるため、大量添加、または他のパラベンやBG、フェノキシエタノールといった別の防腐剤が添加されることになります。
自然派化粧品に多く使用されるBGやフェノキシエタノールで皮膚トラブルになる場合もありますから、パラベンかどうかより肌に合うかどうかが重要といえます。

メチルパラベンの役割は?

化粧品を長期間酸化・劣化させず品質を保つ働きがあります。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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