結晶セルロースの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

結晶セルロース

学名 MICROCRYSTALLINE CELLULOSE
用途・効果 乳化安定剤、調整剤
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 ダイエットサプリ、医薬品、ファンデーション

結晶セルロースとは?

樹木や綿実から採取されるパルプから得られる、水不溶性食物繊維です。パルプの非結晶部分を取り除き、純粋な結晶部分だけを採取し精製された成分になります。
パルプとは木材や草などから抽出した繊維のことで、その主成分がセルロースと呼ばれています。
白い粉末状ですが水に溶けず、薬品と混ぜても成分が変化しないことから、様々な製品に添加物として採用されています。スキンケアやヘアケアといった美容製品に配合される場合には、乳化安定剤や粘度調整剤として活用されていることがほとんどでしょう。
また、コレステロールを吸着し体外へ排出する作用ももつことから、ダイエット製品の成分としても知名度が高い素材のひとつとなっています。

結晶セルロースの安全性は?

毒性も確認されておらず、安全性は高いと言える成分です。安定剤などに用いられる成分であり、肌に与える影響や効果はない素材ですので、特に使用に不安は感じられないでしょう。
また乳製品などの食品のほか、多くの医薬品で使用される成分のひとつとなっていることからも、安全性に信頼がもてる成分と考えられます。

結晶セルロースの役割は?

コレステロールを吸収した以外へ排出する作用があることから、ダイエットサプリメントなどの商品でよく見掛ける成分のひとつとなっています。
シャンプーや白髪染めといったヘアケア製品や化粧品などのスキンケア製品にも使用されていますが、これらの製品に配合される場合は乳化安定剤や調整剤として用いられていますので、肌や髪に対して何かしら効果を期待することはできません。
ですが、肌や髪に害を与える心配はありませんので、製品の質を安定させる上では便利な素材と言えるでしょう。
特にファンデーションといったパウダー化粧品のおいては、基剤ともなる重要な役割を果たす成分です。また、医薬品にも配合されていますが、この場合は錠剤の結合剤や薬を飲んだあとに胃腸で溶ける調整を行う崩壊剤などとして活用されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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