ニオイテンジクアオイ油の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ニオイテンジクアオイ油

学名 PELARGONIUM GRAVEOLENS OIL
用途・効果 皮脂分泌のバランス調整、皮膚の回復、肌の血色改善
安全性 C (危険性は少ないもののなるべく使用は控えたい成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、マッサージ料、ボディケア、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、チーク、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、カラートリートメント、ヘアスタイリング、入浴剤

ニオイテンジクアオイ油とは?

ニオイテンジクアオイはアロマテラピーの世界では「ゼラニウム」の名で知られています。
ニオイテンジクアオイ油は、ゼラニウムの全草または葉から抽出される精油です。
フクロソウ科に属する草花ですが、200種類以上の品種(属)があり、多くは熱帯や亜熱帯に生息しています。
ニオイテンジクアオイ油に使用されるのは、「Pelargonium Graveolens」という種類が正式で、バラ様の香りがすることから「ローズゼラニウム」「貧乏人のバラ」などとも呼ばれます。

下痢止めや健胃薬、解熱、鎮痛、通経剤などとして古くから使用されていました。
また、シトロネールやリナロール、ゲラニオールといった香り成分には精神のバランスを取る作用があり、興奮を鎮め、憂鬱感や落ち込みを解消させる助けとなります。
ホルモンの分泌を整えることから、婦人病や更年期障害などの症状に役立つとされています。

ニオイテンジクアオイ油の安全性は?

堕胎薬としても使用されているほど通経作用が強いため、妊娠中は避けてください。
またEU諸国ではアレルギーの原因となることが示唆されているので、植物アレルギーがある場合や肌が敏感な人は避けたほうが良いでしょう。

ニオイテンジクアオイ油の役割は?

皮脂分泌の量をコントロールする働きがあるので、乾燥肌から脂性肌まで使用できます。
殺菌作用がありにきびや湿疹などにも効果を発揮するとされ、ニキビケアに使われます。
また血行促進作用があることから、新陳代謝の衰えた肌や血行の悪い肌を改善する効果が期待できます。
さらに水分代謝をよくするので、マッサージ料に使用するとむくみの解消に役立ちます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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