ノイバラ果実エキスの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ノイバラ果実エキス

学名 ROSA MULTIFLORA FRUIT EXTRACT
用途・効果 美白、収れん、抗酸化、抗アレルギー効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 生薬、基礎化粧品、ジャム、リキュール

ノイバラ果実エキスとは?

ノイバラまたはその近縁植物の果実から抽出されるエキスです。
ノイバラは漢方ではエイジツ(営実)とも呼ばれることから、別名でエイジツエキスとも呼ばれています。
ノイバラ(野茨)は原野・河岸などに自生するバラ科バラ属の落葉低木で、日本各地ほか朝鮮半島に分布する植物です。5月から6月頃に白い花を咲かせる植物で、別名ではのばら(野薔薇)とも呼ばれています。
果実を日干ししたものは煎じて飲むことで利尿作用や下痢解消に、煎汁は患部に塗ることでおできやニキビといった炎症に効果的と言われています。
果実はジャムやリキュールとしても用いられており、ビタミンの補給や強壮作用があるとも考えられています。
そんなノイバラの花から得られるこのエキスは、成分にフラボノイドを含み、美白、収れん、抗酸化、抗アレルギーといった作用に期待をもつことができます。
このことから、美白や肌荒れ防止を目的としたスキンケア製品のほか、ヘアケア製品などに配合される素材となっています。

ノイバラ果実エキスの安全性は?

古くから漢方でも用いられ、安全性は高いとされてきた成分ですが、体質によってアレルギーを感じる場合があるようです。
このため、人によっては配合量などに注意が必要なケースがあるでしょう。果実自体はジャムやリキュールなどで飲食することも可能な素材です。

ノイバラ果実エキスの役割は?

美白、収れん、抗酸化、抗アレルギーといった効果に期待がもてる成分です。
このことから、一般的なスキンケア製品だけでなく、美白やアンチエイジング、ニキビケアや毛穴の引き締めを目的とした特別なスキンケア製品にも配合される機会が多い素材と言えるでしょう。
また、紫外線ダメージによる炎症抑制作用もあることから、日焼け止めクリームといったUV製品にも活用されています。
これらの特徴は頭皮や髪のダメージにも効果的なことから、シャンプーやコンディショナー、白髪染めトリートメントなどのヘアケア製品にも配合される機会があるでしょう。
個人の体質によってはアレルギーを感じる場合もあるようですので、使用前にはパッチテストなどを行うことをお勧めします。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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