白髪染め・カラートリートメントの成分解説
オクチルドデセス
学名 | Octyldodeceth |
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用途・効果 | |
安全性 | D (毒性や刺激が強く、なるべく使用したくない成分) |
よく使われる商品例 | 固形石鹸、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、マッサージ料、ボディケア、化粧下地、ヘアカラートリートメント、入浴剤 |
オクチルドデセスとは?
正式名称をポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテルといい、非イオン界面活性剤です。
付加モル数によってオクチルドデセル2・5・10・16・20・25・30に分かれます。
主に使用されているのはオクチルドデセス20で、石油からの合成で作られます。
洗浄剤、可溶化剤、乳化剤として使用されます。
界面活性剤は陽イオン、陰イオン、両性イオン、非イオン、その他に分かれますが、それぞれ使用用途が違います。
非イオン界面活性剤は刺激が比較的少ないといわれるため、化粧下地や乳液、クリームなど、皮膚に長時間塗布するものによく使用されています。
また、クレンジング剤など皮膚にこすりつける用途に利用すると、刺激が少ない洗浄剤となります。
オクチルドデセスの安全性は?
非イオン界面活性剤は、界面活性剤の中では最も刺激が少ないといわれており、多くの商品に使用されています。
また製品の安定性を高くするという働きもあるため、一概に悪ということはできません。
しかし長時間塗布することで肌に刺激となりますので、特に長い時間使用する製品に対しては注意が必要です。
オクチルドデセスの役割は?
酸にもアルカリにも強い乳化剤なので、成分にも肌の状態にも左右されにくいという特徴があります。
また穏やかな洗浄力なので、刺激を与えずメイクを落とすためにグリセリンなど他の成分を配合したオイルクレンジングやジェルクレンジングなどに配合されています。
- Attention -
安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。
・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。
・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)
・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。