オリーブ果実油の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

オリーブ果実油

学名 Olea Europaea (Olive) Fruit Oil
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、保湿クリーム、ボディケア、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、チーク、口紅、リップグロス、アイブロウ、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント

オリーブ果実油とは?

地中海沿岸で生産されるオリーブの果実から抽出した油で、以前は「オリーブオイル」(Olive Oil)といわれていたものです。
化粧品原料国際命名法で「Olive Fruit Oil」に変更されたのに伴い、日本語でも「オリーブ果実油」という名称に変更になっています。

摂取方法や酸度、成分の化学的分析などで細かく分類されています。
・エキストラバージンオリーブオイル
・バージンオリーブオイル
・精製オリーブオイル
・オリーブオイル(ピュアオリーブオイル)
・オリーブポマースオイル
ポマースオイルはオリーブの搾りかすから化学溶剤で油を抽出したものです。

オリーブ果実オイルオレイン酸やビタミンEを多く含み、しかも加熱しても酸化しにくいという特徴があり、血圧やコレステロール値を下げ、動脈硬化を予防する作用があります。

オリーブ果実油の安全性は?

オリーブ果実オイルは古くから食用にも肌への塗布にも使用されてきたものですから、安全性は高いです。
しかし、このオイルについて日本では非常に規制が甘いため、加熱処理や溶剤使用によって抽出されたものや、質の悪い、あるいは傷んだ実から抽出されたものなどが出回っています。
そのため、特に配合量が多い製品に関しては注意が必要です。

オリーブ果実油の役割は?

オリーブ果実オイルにはスクワラン、ビタミンA・E、ポリフェノールなどが含まれており、肌に塗ることでうるおいを保つといわれています。
また、人間の皮脂と組成が似ているためアレルギー反応が出にくく、皮脂膜となって紫外線から肌を守る効果が期待できます。
また高品質でフレッシュな果実のみ、オイルでありながら水に混ざりやすいという特徴があり、天然の乳化剤の役割も果たします。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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