パルマローザ油の成分解説と安全性、役割

リカラ
トップ > 白髪染め・カラートリートメントの成分一覧 > パルマローザ油

白髪染め・カラートリートメントの成分解説

パルマローザ油

学名 CYMBOPOGON MARTINI OIL
用途・効果 鎮静作用、皮膚細胞の活性化
安全性 C (危険性は少ないもののなるべく使用は控えたい成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、マッサージ料、ボディケア、化粧下地、顔用日焼け止め、ファンデーション、口紅、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、カラートリートメント、ヘアスタイリング、入浴剤

パルマローザ油とは?

パルマローザはイネ科の植物で、パルマローザ油は花が咲く前に摘んだ葉を蒸留したものです。
バラを思わせる甘い香りからこう呼ばれています。
インド原産で、コモロ諸島、マダガスカル、セーシェル諸島などで栽培されています。

ゲラニオール、シトロネロール、シトラール、シトロネラール、リモネンなどの成分を持ち、自律神経をコントロールして心を落ち着かせ、リフレッシュする作用があります。
解熱や抗菌作用があり、発熱時に熱を下げ、細菌の働きを抑制するといわれています。
また消化器系に対し強壮作用があるので、食欲不振を改善する助けとなります。

パルマローザ油の安全性は?

パルマローザは比較的肌への刺激が弱いとされていますが、濃度によっては炎症の原因となります。
また、パルマローザはイネ科なので、万が一花粉が混ざっているとアレルギーを引き起こす可能性があります。
花が咲く前に摘んだ葉であれば問題はありませんが、すべて輸入品のため管理体制に信頼を置けない場合があります。
イネ科アレルギーのある人はパッチテストをすることをお勧めします。

パルマローザ油の役割は?

バラの精油の代わりに、香料として添加されます。
また水分と皮脂の調節をする働きがあり、どんなタイプの肌質にも合いやすい精油です。
細胞の新陳代謝を促しシワを薄くするとまでいわれているので、エイジングケアに効果を発揮することが期待できます。
消炎作用もあるので、ニキビケア、日焼け止めに配合されることもあります。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

[PR]当サイトは広告プログラムにより収益を得ています

注目の特集

先月の売れ筋ランキング

話題のテーマ

比較リストで確認

比較リストに追加した商品は「比較表を見る」ボタンを押すと、まとめて比較することができます。
比較表を見る

比較リストで確認