パンテノールの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

パンテノール

学名 Panthenol
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、ボディケア、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、口紅、リップグロス、アイブロウ、アイライナー、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、ヘアカラー、カラートリートメント、入浴剤

パンテノールとは?

ビタミンB群の一つにパントテン酸(ビタミンB5)がありますが、パンテノールはその誘導体で、水溶性ビタミンB5の前駆体であることからプロビタミンB5とも呼ばれます。
アルコール型誘導体で、体内でパントテン酸に変化します。

パントテンは「どこにでもある」という意味で、動物性・植物性食品の多くに存在している栄養素ですが、現在は化学合成されることが一般的です。
パントテン酸には抗ストレス作用、動脈硬化予防作用があるほか、新陳代謝の活性化に重要な働きをします。
タンパク質、脂肪、糖質の代謝を助ける補酵素となり、体内のエネルギー生成にも関わっています。

パンテノールの安全性は?

ビタミンB群の一つであり、欧米では古くから皮膚疾患の治療に塗布していることから、副作用の心配はほとんどありません。

パンテノールの役割は?

皮膚細胞活性化、ダメージの修復、保湿、抜け毛や白髪予防など多くの働きがあります。
皮膚を細胞から活性化することでかゆみやひび割れ、あかぎれが起こりにくい皮膚にすることから、医薬品にも配合されています。

また、コラーゲン生成に重要な働きをするビタミンCの作用を促進することで、肌や髪のうるおいや弾力を維持する助けとなります。
さらに新陳代謝を促し、保湿力に優れた肌を作るとされ、非常に多くの化粧品に使用されています。

多くの育毛剤にも配合されており、細胞分裂の活性化や保湿作用から、新陳代謝を高め頭皮環境を改善することが期待されています。
ハリ、コシも出ることから、ヘアケア製品にもよく配合されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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