D-パントテニルアルコール の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

D-パントテニルアルコール

学名 PANTHENOL
用途・効果
安全性 A ()
よく使われる商品例 化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、オールインワン、パック、ボディケア、ハンドケア、リップケア、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、育毛剤

D-パントテニルアルコール とは?

D-パントテニルアルコールは水溶性ビタミンの一種で、ビタミンB5(パントテン酸)の誘導体です。
この名称は医薬部外品原料の時に使用され、一般的な化粧品に配合される場合には「パンテノール」「プロビタミンB5」などと記載されています。

パントテン酸は糖質やタンパク質、脂質がエネルギーを作る際に代謝を促進させる成分です。
また、抗ストレスホルモンの副腎皮質ホルモンの合成に関わっています。
ビタミンCの作用を助ける働きもあり、ビタミンCと共にタンパク質を合成しています。
パントテン酸が不足するとタンパク質の合成がうまく行かなくなり、髪や肌に異常が出やすくなります。

また、D-パントテニルアルコールは細胞活性作用や保湿作用、抗炎症作用などがあります。
非常に浸透しやすく肌組織を修復する働きがあるため、かゆみ止めやあかぎれ、ひびの治療薬にも使用されています。

D-パントテニルアルコール の安全性は?

使用量に規定があり、化粧品には粘膜に使用されず洗い流さないものには100g中3.0g、粘膜に使用する場合100g中0.3gまでとなっています。
通常の使用量であれば特に問題はありませんが、肌が敏感な場合は注意しましょう。

D-パントテニルアルコール の役割は?

保湿力が高く、皮膚細胞の修復作用もあるため、薬用化粧品に配合されています。
また、紫外線などのダメージを受けた頭皮を修復し活性化させることから、育毛剤に使用され、発毛・育毛効果を狙っています。
保湿作用や抗炎症作用も頭皮環境改善をサポートします。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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