モモエキスの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

モモエキス

学名 Prunus Persica (Peach) Leaf Extract
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 <モモ葉> 化粧水、乳液、美容液、クリーム、石鹸、洗顔フォーム、シャンプー、ファンデーション、おしろい、ヘアコンディショナー、ヘアトリートメント
<モモ果汁> ハンドクリーム、ボディクリーム、ボディソープ、リップクリーム
<モモ種子> 機能性基礎化粧品(洗顔料、ローション、クリーム、パック、美容液など)

モモエキスとは?

バラ科の桃は、葉・果実・種子からそれぞれエキスが採取できます。
主に使用されるのは桃の葉や果汁から抽出された「モモ葉エキス」で、タンニンやアミノ酸、フラボノイド、フェノール、ニトリル配糖体などを含んでいます。
保湿、収れん、抗菌、消炎作用があり、肌トラブルの予防や改善に古くから使用されています。

果汁は有機酸、ビタミン、ペクチンを含み、皮膚の新陳代謝を促進し、保湿作用もあります。

また種子は古くから漢方薬に用いられており、モモ種子エキス(トウニンエキス)は肌の機能を回復させ、滑らかな肌を作ります。

モモエキスの安全性は?

桃の葉は古くからあせもや湿疹改善のためにお風呂に入れていたほどですから、安全性は高いと考えて良いでしょう。
桃の葉にはタンニンが含まれているため、まれにタンニンアレルギーを発症することがあります。
湿疹やかゆみが出ますので、アレルギーのある方は使用の際、注意してください。

モモエキスの役割は?

モモ葉エキスはタンニンの働きで収れん作用があるため、肌の肌理を整えすべらかにします。
さらに抗酸化作用や抗菌作用、保湿作用があるため、肌のトラブルを緩和する保湿クリームや乾燥肌用ローション、入浴剤によく使用されます。
モモ果汁も肌のコンディションを整え新陳代謝を高めるため、ボディクリームやハンドクリーム、リップクリームなどに使用されています。

また種子は肌機能改善作用が高いことから、機能性ローション、クリーム、パックなどに配合されることが多いです。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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