白髪染め・カラートリートメントの成分解説
テトライソステアリン酸ペンタエリスリチル
| 学名 | Pentaerythrityl Tetraisostearate |
|---|---|
| 用途・効果 | |
| 安全性 | A (安全性に信頼が持てる成分) |
| よく使われる商品例 | 洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、オールインワン、パック、マッサージ料、ピーリング、アイケア、ボディケア、ハンドケア、リップケア、ネイルケア、化粧下地、顔用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、チーク、口紅、リップグロス、アイブロウ、アイライナー、アイシャドウ、マスカラ、マニキュア、コンディショナー、トリートメント、カラートリートメント |
テトライソステアリン酸ペンタエリスリチルとは?
高級脂肪酸のイソステアリン酸と糖アルコールのペンタエリスリトールを4つ（テトラ）結合させた油性成分です。
ヤシ油とデンプン、石油が原料の油剤で、伸びが良く、粉末成分を均一に分散させる作用に優れています。
べとつきが少なく、それでいてリッチな使用感があり、さらに肌へのなじみが良いという特徴もあります。
テトライソステアリン酸ペンタエリスリチルの安全性は?
植物系と石油系両方が原料になっていますが、現在のところ皮膚刺激性やアレルギー性の報告はなく、安全性は高いと考えられます。
テトライソステアリン酸ペンタエリスリチルの役割は?
肌への吸着性が良く、さらに成分の結合を良くしてなじみやすくする作用があるため、口紅やクリーム系・ジェル系のファンデーション、チークなどによく配合されています。
乳化安定作用があるので、乳液やクリームの成分をムラなく混ぜることができます。
さらに、髪が摩擦でダメージを受けるのを軽減するので、ヘアケア製品にも配合されています。
－ Attention －
安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。
・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1％未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1％未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。
・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。（特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください）
・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、（＋／－）の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。
こだわりで選ぶ
特集一覧
美髪ラボ コラム