パーシック油の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

パーシック油

学名 Prunus armeniaca
用途・効果 保湿効果、柔軟効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 クリーム、乳液、入浴剤、マッサージオイル、白髪染め

パーシック油とは?

アンズまたは桃の種子から得られるオイルです。
アンズ(杏/杏子)の種子から得られる油脂は杏仁油(アプリコットカーネルオイル)、桃の種子から得られる油脂は桃仁油(ピーチカーネルオイル)とも呼ばれますが、どちらも性質が極めて似ていることから、総称でパーシック油と呼ばれています。
アンズと桃はどちらもバラ科の植物で、アンズはカラモモ(唐桃)とも呼ばれるなど、似た花や実をつけることでも知られています。
そんな植物油をまとめて指すパーシック油は、アーモンド油にも似た性質をもつことで知られており、オレイン酸を主成分とした伸びの良い植物性油性基剤として用いられています。
柔軟作用やエモリエント作用を目的に、スキンケア製品やヘアケア製品といった美容製品に配合される素材となっています。

パーシック油の安全性は?

植物から抽出されるオイルとして、安全性は高いと言われている成分のひとつです。
アプリコットカーネルオイルやピーチカーネルオイルとともに、手作り化粧品の油性分としても選ばれる素材にもなっています。毒性の心配もないと言えるでしょう。

パーシック油の役割は?

オレイン酸を主成分としていることから、保湿効果、柔軟効果に優れ、肌の乾燥防止やキメを整える目的で用いられる素材です。
ツヤやなめらかさのある肌に導く作用から、化粧水や乳液、美容液にクリームなど様々なスキンケア製品に活用されているでしょう。
また、マッサージオイルやバスオイルなどにも便利に活用できることから、フットケアやボディケア面でも役立てられる素材のひとつです。
加えて、髪や頭皮の保護や柔軟性を与える成分としても有効活用できることから、コンディショナーや白髪染めトリートメントといったヘアケア製品にも配合されています。
伸びや馴染みの良い天然オイル成分としてだけでなく、安全性も高さからも幅広い美容製品に活かせる素材として取り扱われているでしょう。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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