PGの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

PG(別名:プロピレングリコール)

学名 Propylene Glycol
用途・効果
安全性 B (安全性は高いが、稀にアレルギー報告のある成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、マッサージ料、ボディケア、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、チーク、口紅、リップグロス、アイブロウ、アイライナー、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、入浴剤

PGとは?

プロピレングリコールの表示名をPGといい、2つの水酸基がついた二価アルコールです。
プロピレンクロロヒドリンかプロパンオキシドを加水分解して合成される成分です。
透明無臭の少々ねばりのある液体で、溶剤として使われます。
水、油、樹脂などの溶解度が高く、しかも沸点が約187℃、凝固点が約-104℃と非常に溶けやすく固まりにくい特性があります。
その特徴を生かして不凍液、冷媒、熱媒、医薬品、食品などに使用されており、どの分野でもなくてはならない成分です。

また、保湿・湿潤・乳化・殺菌・粘度調整作用などがあるため、非常に多くの化粧品にも配合されています。

PGの安全性は?

石油から作られ、肌に刺激があると厚生省(当時)が認めた旧表示指定成分です。
少量であれば問題はなく、しかも薄めて使用するので毒性は非常に低いとされていますが、経皮毒性があるともいわれ、アレルギーを引き起こす可能性があります。
また引火点が99℃で常温では引火しませんが、太陽光の集光などによって発火する可能性もあり、取り扱いには注意が必要です。

PGの役割は?

保湿作用や殺菌作用があるため、多くの基礎化粧品に配合されています。
また成分の浸透性を高める働きがあるので、機能性化粧品の有効成分を肌の奥に届けることを目的に使用されています。
肌に負担がかからない柔らかさに調整するために、マッサージ料などにも使われます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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