フェニルアラニンの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

フェニルアラニン

学名 Phenylalanine
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ボディケア、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、口紅、リップグロス、シャンプー、コンディショナー、トリートメント

フェニルアラニンとは?

必須アミノ酸の一種で、神経伝達物質のドーパミンやノルアドレナリン、副腎髄質ホルモンのアドレナリン(エピネフリン)を作る大切な成分です。
フェニルアラニンがアミノ酸のチロシンに変化し、その後ドーパミン、ノルアドレナリン、アドレナリンへと合成されていきます。ドーパミンは快感や多幸感、意欲など、ノルアドレナリンは怒りややる気など主に精神に、アドレナリンは血圧の上昇や筋肉増強など主に肉体に作用します。
肌の中では天然保湿因子NMFの成分で、水分を保持する働きがあります。
髪の毛に多く含まれており、しなやかな髪を作るのもこの成分が大きく関わっています。

フェニルアラニンの安全性は?

必須アミノ酸の一つですから、安全性は高いと考えてよいでしょう。
しかし大豆や強力粉、卵、牛乳などに多く含まれていることから、これら天然成分から抽出されたものにはアレルギー反応が出る可能性があります。
同じフェニルアラニンでも「L-フェニルアラニン」は天然、「D-フェニルアラニン」は化学合成で作られたものですので、L-フェニルアラニンと書かれている場合はパッチテストをしたほうが安心です。

フェニルアラニンの役割は?

保湿作用があることから主に基礎化粧品に使用され、肌が乾燥することから守る働きを促進させます。
また、シャンプーやトリートメントに配合することで広がるのを防ぎ、しっとりしたまとまりのよい髪にしてくれます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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