セイヨウアカマツ葉油の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

セイヨウアカマツ葉油

学名 Pinus Sylvestris Leaf Oil
用途・効果
安全性 C (危険性は少ないもののなるべく使用は控えたい成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、クレンジング、マッサージ料、ボディケア、フレグランス、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、カラートリートメント、入浴剤

セイヨウアカマツ葉油とは?

セイヨウアカマツは「ヨーロッパアカマツ」または「パイン」とも呼ばれる、マツ科の樹木です。
アジア、ヨーロッパに分布し、寿命150年~300年の常緑針葉樹で、現在4種類ほどあります。
その中でもパイン油と呼ばれる精油は主にスコットランドとノルウェーで採れるもので、通常パイン精油は葉と球果(松ぼっくり)から抽出されます。
ボルネオール、酢酸ボルニル、酢酸テルビニル、カジネン、カンフェン、ピネンなどを含み、強壮、消炎、抗菌、消臭、発汗、利尿作用などがあります。
また、精神的に疲労衰弱した時にリフレッシュさせる働きがあり、自己否定感情を和らげるとされています。

セイヨウアカマツ葉油の安全性は?

セイヨウアカマツの精油は刺激が強いため、皮膚の弱い人は注意が必要です。
特に球果や木部から採れたものは刺激が強かったり質が悪かったりする場合があるので、精油で購入する場合は「パイン・ニードル」かどうか確かめましょう。

さらに、セイヨウアカマツは「Pinus Sylvestris」ですが、「Pinus Pumilio」「Pinus Mugo」と呼ばれるドゥオーフパインは非常に刺激が強いため注意してください。

セイヨウアカマツ葉油の役割は?

フレッシュな森林の香りは、入浴剤に使用することで心身をリラックスさせてくれます。
抗菌作用があるので、ニキビケアや脂性肌用の石鹸やクレンジングに配合されることもありますし、湿疹やアトピーにも量をコントロールして使用されることがあります。
また皮脂過剰なタイプの頭皮環境を良くする作用が期待され、シャンプーやトリートメントにも使用されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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