セイヨウハッカ油の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

セイヨウハッカ油

学名 Mentha Piperita (Peppermint) Oil
用途・効果
安全性 B (安全性は高いが、稀にアレルギー報告のある成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、ボディケア、顔用・ボディ用日焼け止め、口紅、リップグロス、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、カラートリートメント、頭皮ケア

セイヨウハッカ油とは?

いわゆる「ペパーミント油」のことで、シソ科のウォーターミントとスペアミントの交雑種のペパーミントから採れる精油です。
ヨーロッパが原産で、湿気が多いところでよく育つため、英国産が最上級とされています。
メントール、フラボノイド、タンニン、ポリフェノールなどを含んでいます。
メントールは抗菌・解熱・健胃・収れん・消炎・鎮痛作用など非常に多くの効能があり、香りとともにその薬効で古くから使用されてきました。
特に健胃作用が強く、胆汁の分泌を促進し消化を助け、さらに消化器の働きを良くすることで口臭を防ぐ働きもします。

また、ペパーミントに含まれるミントポリフェノールはアレルギー症状を緩和する作用があり、特に鼻の粘膜の炎症を防ぐため花粉症の改善が期待できます。

セイヨウハッカ油の安全性は?

ペパーミントは作用が強く皮膚や粘膜を刺激するため、肌に使用する場合はかなり量を控えたほうが良いでしょう。
また、通経作用があるので妊娠中は使用を避けましょう。
さらに授乳中も、母乳の出を妨げるといわれています。

セイヨウハッカ油の役割は?

ペパーミントは冷やす作用と温める作用の両方を持っているので、日焼け止めやボディケアに使用されます。
またこの作用で水分と油分のバランスを取るので、肌の調子を整えることができ、炎症を抑えるところから、ニキビケア製品にもよく配合されています。
血行促進と抗菌作用があるので、シャンプーやトリートメント、頭皮ケアに使用すると、頭皮環境を整える効果が期待できます。
さらに、塗るとすーっとしてさっぱりする使用感があるので、香料や感触改良剤としても使用されます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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