シャリンバイ樹皮エキスの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

シャリンバイ樹皮エキス

学名 Rhaphiolepis Umbellata Bark Extract
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 シャンプー、ヘアパック

シャリンバイ樹皮エキスとは?

シャリンバイ(車輪梅)とはバラ科シャリンバイ属の低木で、日本、韓国、台湾の沿岸部に植生しています。
これの幹や根を煎じたもので絹を染め、さらに泥に埋めて媒染されたものが大島紬になります。
染毛料として、シャンプーとヘアカラートリートメントのセットで使用されています。
これはシャリンバイ樹皮エキスにタンニンが含まれているからで、シャンプーの鉄分を含む成分と結合することで色がつきます。
これは「お歯黒式」に近いもので、色持ちはヘアカラートリートメントより良いのですが、色の調節が難しいというデメリットもあります。
またタンニン鉄はパーマ剤と相性が悪いため、パーマがかかりにくくなる可能性があります。

シャリンバイ樹皮エキスの安全性は?

成分的には染料として使用され続けていることからして、問題ありません。
しかし、シャリンバイ樹皮エキスと鉄を使用したヘアカラートリートメントはアルカリ性に傾くため、長く使用していると髪が傷みやすくなる可能性があります。

シャリンバイ樹皮エキスの役割は?

現在のところ、1メーカーのカラーリングシャンプーとヘアパックのみに使用されています。
徐々に色がつくタイプなので、きれいに染まるまでには約1か月必要とされています。
保湿作用もあるとされているので、髪をまとまりやすくしてくれます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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