利尻コンブエキスの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

利尻コンブエキス

学名 LAMINARIA OCHOTENSIS EXTRACT
用途・効果 保湿
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 ヘアケア商品、化粧品、抗がん剤など

利尻コンブエキスとは?

リシリコンブ(利尻昆布)という特別な種類の昆布のエキスです。
リシリコンブは、成長した葉は細長いささの葉状をしており、長さは1.5~2.5m、時に3mを超えることもある昆布で、主産地は稚内市、利尻島、礼文島となっています。
クセがなく透明で上品なだしが取れることから、最高級昆布としても取り扱われています。
そんなリシリコンブから抽出されるこのエキスには、髪にハリ・コシを与える作用や炎症などで傷んだ頭皮の細胞を修復する作用があると言われています。
これは昆布に含まれるフコイダンによる作用と考えられており、フコイダンには海藻が傷ついた時にその傷を治したり、細菌から身を守るなどの役割を担うと言われています。
髪に与える作用が高いことから、主にヘアケア製品で活用されている素材です。

利尻コンブエキスの安全性は?

古くから食用としても用いられきた素材から抽出されるエキスですので、人体には害のない素材と言えるでしょう。
安全性も高く、皮膚や髪への使用にも不安要素も感じない成分のひとつとなっています。

利尻コンブエキスの役割は?

古くからコンブなどの海藻類が髪によいことは知られており、このエキスもそんな有能成分のひとつと言えます。ハリ・コシを与え、髪をしなやかに導いていくことができます。
このことから、主にシャンプーやコンディショナー、トリートメントに白髪染めといったヘアケア製品で大活躍する素材となっているでしょう。
また、炎症などで傷んだ頭皮の細胞を修復する作用にも期待がもてることから、育毛剤への配合など育毛分野においても注目され続けている素材のひとつです。
更に昆布には、コレステロールや血糖値の低下、肝障害の改善、抗がん作用など、現代人の最大の敵とも言える多くの生活習慣病改善に役立つ作用があることも確認されています。
外側からだけでなく、体の内側からも役立てられる美容健康素材のエキスとなっているでしょう。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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