ローズマリー油の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ローズマリー油

学名 ROSMARINUS OFFICINALIS (ROSEMARY) LEAF OIL
用途・効果 抗菌作用、収れん作用、血行促進
安全性 C (危険性は少ないもののなるべく使用は控えたい成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、マッサージ料、ボディケア、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、チーク、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、カラートリートメント、入浴剤

ローズマリー油とは?

地中海沿岸地方原産のローズマリーの花と葉から、水蒸気蒸留法で抽出されたのがローズマリー(葉)油です。
日本ではマンネンロウと呼ばれ、江戸時代に中国から入ってきていますが、ローズマリー油を生産しているのは主にフランス、チュニジアなどです。
肉料理の香辛料として使用されているのは、芳香とともに殺菌効果があるからです。
また、ローズマリーを使用したハンガリーウォーターは王妃の水とも呼ばれ、若さと美貌を保持する強力なパワーがあると信じられています。

ロズマリン酸、カルノシン酸、カンファー、シネオール、ボルネオン、ピネン、クミンアルデヒドなどを含み、強壮、強心、健胃、消化促進、消毒、鎮痛、通経、発汗、利尿作用などがあり、特に中枢神経を刺激し脳を活性化するといわれています。

ローズマリー油の安全性は?

カンファーを多く含んでおり、これには中毒性があるといわれています。
アレルギー性皮膚炎や光過敏症、痙攣を引き起こす場合があり、これまでに精油で何らかの症状が出た人は使用に注意が必要です。
また、ロズマリン酸に活性酸素を生成する働きがあるとの研究もあります。

ローズマリー油の役割は?

収れん作用が強いことから、むくみやうっ滞を解消しアンチエイジングに高い効果が期待できます。
また刺激を与えることから頭皮の血行を促進し、頭皮環境を整えてフケや抜け毛の防止、育毛などが期待され、トリートメントや育毛剤に配合されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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