ベニバナエキスの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ベニバナエキス

学名 Carthamus Tinctorius (Safflower) Flower Extract
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、顔用日焼け止め、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、入浴剤

ベニバナエキスとは?

ベニバナ(紅花)はキク科の植物で、エジプト原産といわれています。
花は古くから主に赤や黄の染料として使用されてきました。
また、花を乾燥させたものは血行促進作用があるため、漢方薬にもよく配合されています。
種子からはベニバナ油(サフラワー油)が採れ、ビタミンEが豊富なことから血行促進や抗酸化作用があり、アンチエイジングに効果が期待できます。
さらに炎症を抑える働きがあると考えられており、古くから内出血や炎症の際に使用されてきました。

化粧品に使用した場合、保湿作用や肌の肌理を整える効果があるといわれています。
また、メラニン色素を貯め込むタンパク質を減少させる作用があることがわかり、化粧品に配合することでシミの改善効果が期待されています。

ベニバナエキスの安全性は?

ベニバナは古くから食用にされてきましたし、染料として肌に触れるものにも使用されてきたことから、安全性は高いといえます。
しかしベニバナはキク科なので、菊アレルギーを持っている人は注意してください。
特に、自然派化粧品でベニバナを使用している口紅を使用し、アレルギーを起こした例があります。

ベニバナエキスの役割は?

保湿作用があるので、乾燥肌の洗顔に使用するとさっぱりとしながらツッパリ感がありませんし、髪に使用するとサラサラでしかもまとまりやすくします。
また、メラニン色素の抑制作用が期待できるところから、美白効果を狙った化粧水や美容液もあり、今後も注目される成分でしょう。
炎症を抑える作用から、自然派化粧品の日焼け止めにも配合されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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