海シルトの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

海シルト

学名 Sea Silt
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、パック、ピーリング、ボディケア、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、カラートリートメント、入浴剤

海シルトとは?

シルトとは砂と粘土の中間程度の粗さの泥状のもののことで、特に沖縄の海底で採れるものを「海シルト」(マリンシルト、海泥)と呼んでいます。
数百万年間かけて堆積したものなので非常にミネラルが豊富で、しかも粒子が細かいという特徴があります。
また吸着力が強いので、肌にパック剤として使用すると毛穴の中の汚れまで取り去ってくれます。
沖縄ではこれをクチャといい、古くからパックにしたりヘアトリートメントにしたりして利用してきました。

泥はミネラルを豊富に含んでいるため、フランスのカオリンやモンモリロナイト、イタリアのファンゴ、モロッコのガスール、中東の死海の泥など、多くの地域で女性に愛されています。
「どろんこ美容」や「クレイパック」として日本でも数十年前から盛んになっていますが、沖縄のクチャは海洋微生物が多いため非常にミネラルが多く、それらが発するかすかな電流が血行を促進し、肌をきれいにしてくれます。

海シルトの安全性は?

沖縄で古くから使用されていたものなので、安全性は高いといえるでしょう。
ただし、海シルトそのものは安全でも、製品化されたものには色々と添加物が配合されています。
非イオン・両性イオン界面活性剤数種類が入っているものもありますので、敏感肌の場合は注意してください。

海シルトの役割は?

汚れや過剰な皮脂だけを落とすので、海シルトで洗顔すると肌がつるつるしっとりになるといわれ、洗顔料やパック、ピーリングなどに利用されています。
また、頭皮ケアの働きもあるシャンプーやトリートメントに配合することで、頭皮環境の改善や髪の保湿効果が期待できます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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