アセチルヒアルロン酸Naの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

アセチルヒアルロン酸Na

学名 Sodium Acetylated Hyaluronate
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、ボディケア、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、チーク、口紅、リップグロス、アイブロウ、アイライナー、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、入浴剤

アセチルヒアルロン酸Naとは?

スーパーヒアルロン酸とも呼ばれ、ヒアルロン酸をアセチル化したものです。
ヒアルロン酸は元々体内の皮膚表皮、真皮、目、軟骨などに含まれている成分で、その保水力の高さから医薬品としても使用されています。

現在化粧品に使用されているのは、ヒアルロン酸Na、アセチルヒアルロン酸Na、加水分解ヒアルロン酸などで、分子量が違います。
分子量はヒアルロン酸Naが100~200万程度、アセチルヒアルロン酸が10万前後、加水分解ヒアルロン酸が1万程度で、分子量が小さいほど浸透力が高くなります。
そのため、加水分解ヒアルロン酸ほどの浸透性はないものの、通常「ヒアルロン酸」として添加されているものの10倍は浸透率が高くなります。

真皮に届けるためには分子量が500以下であることが必要とされていますから、真皮のヒアルロン酸を増やすことまではできませんが、より深く浸透することで皮膚の乾燥を防ぎ、肌の新陳代謝を高めることができます。

アセチルヒアルロン酸Naの安全性は?

ヒアルロン酸は元々体内に存在する成分なので、安全性は高いと考えられます。
ただ、化粧品などに使用されるものは鶏のとさかや臍帯、乳酸菌、連鎖球菌から抽出された天然ものと、バイオ製法で作られた人工ものがあります。
そのため、作用に違いが出てくる可能性はあります。

アセチルヒアルロン酸Naの役割は?

高い保水・保湿作用があるため、多くの化粧品に配合されています。
乾燥肌用の化粧水や乳液に入れることで、長時間肌を乾燥から守ってくれます。
また髪の毛をしっとりまとまりよくすることから、シャンプーやトリートメントにもよく配合されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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