塩化Naの成分解説と安全性、役割

リカラ
トップ > 白髪染め・カラートリートメントの成分一覧 > 塩化Na

白髪染め・カラートリートメントの成分解説

塩化Na

学名 Sodium Chloride
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、マッサージ料、ボディケア、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、口紅、リップグロス、アイブロウ、アイライナー、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、入浴剤

塩化Naとは?

いわゆる食塩のことで、必須ミネラルの一つです。
海水や岩塩などに含まれているものを精製した医療用のものを指します。
一般的な塩には精製されてもミネラルが微量残っていますが、これを極限まで取り除いたものです。

一時塩を全身に塗る美容法が流行りましたが、むくみを取り、肌がきれいになると評判でした。
これは塩と肌との浸透圧の違いを利用したものです。
しかし現在洗顔料、ボディ洗浄料、シャンプーなどに塩化Naが配合されているのは、増泡剤としての作用も期待してのことです。
クリームの乳化粒子を細かくするため、泡立ちが良くなるのです。
ただし、化粧品に配合されている「塩化Na」はミネラルがほとんど含まれていませんから、それらによる美容効果は期待できません。

塩化Naの安全性は?

塩自体は古くから使用されていたものですから、安全度は高いです。
しかし、海に入った後に肌や髪がごわつくことからもわかるように、そのままにしておくと水分が吸収されてしまい、肌や髪を傷める原因となります。
特に塩で引き締め効果を狙っているものを使用した時は、必ずよく洗い流すことが必要です。
また粒子が荒いと肌を傷つけますから、それにも注意してください。

塩化Naの役割は?

収れん性があるため、肌を引き締め肌理を整える働きがあります。
また殺菌性や過剰な皮脂を取り除くので、ニキビや脂性肌のケアに力を発揮します。
パック剤やピーリング、マッサージ料に配合されているので、週1~2回の使用で肌の汚れを取り去り、くすみを改善させることができます。
また洗浄料に配合することで安定した粘りのある泡で洗浄効果をアップし、使用感も良くします。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

[PR]当サイトは広告プログラムにより収益を得ています

注目の特集

先月の売れ筋ランキング

話題のテーマ

比較リストで確認

比較リストに追加した商品は「比較表を見る」ボタンを押すと、まとめて比較することができます。
比較表を見る

比較リストで確認