ヒアルロン酸クロスポリマーNa の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ヒアルロン酸クロスポリマーNa

学名 Sodium Hyaluronate Crosspolymer
用途・効果
安全性 C (危険性は少ないもののなるべく使用は控えたい成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、オールインワン、パック、ピーリング、アイケア、ボディケア、リップケア、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、口紅、シャンプー、コンディショナー、トリートメント

ヒアルロン酸クロスポリマーNa とは?

ヒアルロン酸を、合成ポリマーの一つであるビニルスルホン酸と合わせたものです。

ヒアルロン酸は肌の表皮層と真皮層にあるねばりのある成分で、1gで6リットルもの水分を保持できるという、非常に高い保水力を持っています。
元々体内に存在する成分ですが、加齢とともに減少していき、これがたるみやシワの原因となります。
軟骨にも含まれるため、ヒアルロン酸が失われると関節痛を起こしやすくなります。
医療の分野では、ヒアルロン酸が関節痛やドライアイの治療用に使用されています。

ヒアルロン酸クロスポリマーNaは、保湿効果を維持させるために合成ポリマーを添加したものです。
分子が大きいタイプのヒアルロン酸なのであまり肌へは吸収されないものの、水分を保持する作用が強く、長時間うるおいを保ちます。
また、構造がネット状になっており、コーティングされることで肌や髪にハリや弾力、コシが生まれます。

ヒアルロン酸クロスポリマーNa の安全性は?

ヒアルロン酸は肌の一成分で医療現場で使用され、目薬にも配合されているほどで、副作用が少なく安全性の高い成分とされています。

ただし、これまでヒアルロン酸は鶏のとさかや豚足、魚の目などから得ていましたが、現在はバイオ技術によって微生物から合成されたものも増えています。
この微生物は、感染症を引き起こすことが知られている菌が使われることがあり、天然由来でない場合、注意が必要です。

また、ヒアルロン酸クロスポリマーNaは合成ポリマーの一種なので、肌が過敏な場合多少の刺激を感じることがあります。

ヒアルロン酸クロスポリマーNa の役割は?

この成分はヒアルロン酸の中でも分子が大きいので肌の奥には浸透しませんが、保湿力が非常に高いため、多くのスキンケア製品やメイクアップ商品、ヘアケア製品に配合され、長時間うるおいや柔軟性をキープします。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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