水溶性コラーゲンの成分解説と安全性、役割

リカラ
トップ > 白髪染め・カラートリートメントの成分一覧 > 水溶性コラーゲン

白髪染め・カラートリートメントの成分解説

水溶性コラーゲン

学名 Soluble Collagen
用途・効果
安全性 C (危険性は少ないもののなるべく使用は控えたい成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、ボディケア、化粧下地、顔用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、チーク、口紅、リップグロス、アイブロウ、アイシャドウ、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント

水溶性コラーゲンとは?

コラーゲンといえば肌の弾力に大切な成分ですが、細胞同士を結ぶつなぎの役割を果たしており、肌のハリや柔らかさ、骨や血管のしなやかさなどを維持する働きがあります。

コラーゲンには動物性と植物性がありますが、水溶性コラーゲンに使用されるのは主に魚の皮、骨、うろこのほか、豚や鶏などからで、コラーゲンの構造を壊さずに水溶性の部分だけを抽出し、低温で溶解して作られます。
製造過程で不純物が分解されるため、純度が高いのが特徴です。

水溶性コラーゲンは分子の大きさは元のコラーゲンと変わらないため、肌に塗布した場合奥には浸透せず、肌表面に留まります。
分子を小さくしたものを「加水分解コラーゲン」といい、加水分解コラーゲンは肌の奥に浸透しますが、分子が小さい分保水作用が水溶性コラーゲンの数分の一しかありません。

水溶性コラーゲンの安全性は?

水溶性コラーゲンが界面活性剤の一つに挙げられていることがあります。
が、界面活性剤は水と油を乳化させる作用があるもののことで、水溶性コラーゲンはその定義には当てはまりません。

しかしアレルギーを引き起こす可能性はあります。
元が魚や豚の皮をはじめ動物性タンパク質ですから、特にゼラチンアレルギーを持っている場合は注意しましょう。

水溶性コラーゲンの役割は?

分子が大きいままなので浸透力はありませんが、保水力が高いので皮膚表面をうるおす働きがあります。
また粘着性も強いので、少しの刺激で失われることがありません。
その特徴を生かして、基礎化粧品だけでなく化粧下地や日焼け止め、ファンデーション、ヘアトリートメントなど多くの製品に使用されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

[PR]当サイトは広告プログラムにより収益を得ています

注目の特集

先月の売れ筋ランキング

話題のテーマ

比較リストで確認

比較リストに追加した商品は「比較表を見る」ボタンを押すと、まとめて比較することができます。
比較表を見る

比較リストで確認