水溶性アナトーの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

水溶性アナトー

学名 ANNATTO
用途・効果 着色料として
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 チーズなどの着色料、口紅、アイシャドウ、白髪染め、ヘアカラー

水溶性アナトーとは?

アナトーとはベニノキ(ベニノキ科に属する熱帯アメリカ原産の低木)の種子から抽出される、黄色から赤色のカラーが特徴的の色素です。
古くから耐菌性の高い食用色素としても用いられ、例えばチーズやソーセージといった食卓でも馴染み深い食品添加物として使用されてきた歴史をもちます。
水溶性アナトーは、水に溶けにくいアナトーをアルカリで抽出し、加水分解することで水溶性にした色素になります。
物質名としては、ノルビキシンカリウムやノルビキシンナトリウムなどと表記される場合もあります。
染めの効果が高いことから、化粧品やヘアケア製品の色素としても幅広く活用されるようになっています。

水溶性アナトーの安全性は?

食品添加物として口から摂取することも可能な成分です。毒性は認められておらず、安全性に問題はないとされています。

水溶性アナトーの役割は?

食品だけでなく、化粧品やヘアケア製品の色素として用いられています。
口紅やアイシャドウといったメイクアップ製品の色素、ヘアカラーや白髪染めといったカラーリング製品の色素などとして幅広く採用されるようになっています。
染めの効果が高いことから、ムラなく染められる失敗のない白髪染めやヘアカラーの成分として注目されるようになりました。
また、植物由来の染料となりますので、安全面を考える上でも期待の高い成分と言えるでしょう。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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