コンフリー葉エキスの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

コンフリー葉エキス

学名 Symphytum Officinale Leaf Extract
用途・効果
安全性 B (安全性は高いが、稀にアレルギー報告のある成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、マッサージ料、ボディケア、化粧下地、顔用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、リップグロス、シャンプー

コンフリー葉エキスとは?

コンフリーとは鰭玻璃草(ヒレハリソウ)と呼ばれるムラサキ科の多年生植物で、ヨーロッパや西アジアが原産です。
コンフリー葉エキスはこの葉をブチレングリコール溶液に浸して作られるエキスです。
タンニン、アラントイン、ビタミンを多く含んでいます。

コンフリーの葉は古くから薬草として用いられ、抗炎症作用があるとされています。
日本には明治時代に入り、栄養価が高いとして食用に、またサプリメントなどとしても多く利用されてきました。
しかし海外で肝硬変や肝臓がんなどの肝障害が発症しやすくなることがわかり、日本では2004年以降食用にされることは禁止されています。

コンフリー葉エキスの安全性は?

古くから薬草として葉やエキスを使用していましたから、それほど長期に渡っての使用でなければ危険性は低いと考えられます。

しかし、ピロリジジンアルカロイドという肝毒性のある成分がムラサキ科の植物には多く、コンフリーの葉にも含まれています。
胎盤を通じて胎児へも影響を及ぼすとされており、妊娠中や授乳中は化粧品といえども使用は避けたほうが良いでしょう。

コンフリー葉エキスの役割は?

アラントインという成分に炎症を抑える効果があるので、日焼け止めやニキビケア、アトピー用の基礎化粧品などに使用されます。
また保湿作用と収れん作用があるので、肌を乾燥から守る働きもします。
頭皮環境を整えることで育毛効果が期待できるとして、育毛剤にも配合されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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