トレオニンの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

トレオニン

学名 Threonine
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、ボディケア、化粧下地、顔用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、口紅、リップグロス、シャンプー、コンディショナー、トリートメント

トレオニンとは?

トレオニンは「スレオニン」ともいい、そのスペルthreonineからどちらの名称でも呼ばれています。
トレオニンは20種類のアミノ酸のうち最後に発見されたもので、必須アミノ酸です。
成長促進効果や脂肪肝の予防作用があり、家畜のえさなどによく配合されています。

また、トレオニンは肌の保湿に大切な天然保湿因子NMFの構成成分です。
角質層に存在し、紫外線から肌を守ったり水分を保持したりする働きをします。
また、髪のケラチンタンパク質を構成している成分で、ハリやコシを高め、潤いのあるくし通りのよい髪を作るためにも必要な成分です。

トレオニンはタンパク質の中に含まれており通常の食事をしていれば不足することはありませんが、豚のゼラチンや大豆に多く含まれるため、アレルギーで摂取を控えている場合は肌荒れや貧血、体重の減少などに注意してください。

トレオニンの安全性は?

トレオニンはアミノ酸の一つで体内に必要な成分ですから、安全性は高いです。
しかしゼラチンアレルギーや大豆アレルギーの人は、その中のトレオニンに反応している場合が多いとされています。
体内にある成分でもありますから神経質になる必要はありませんが、食物アレルギーがある方は一応パッチテストをすると安心です。

トレオニンの役割は?

コラーゲン生成の際に使用される成分なので、肌のうるおいを保ち、ハリのある若々しい肌になる助けとなります。
肌細胞の活性化や保湿作用効果、紫外線防止作用があることから、化粧品だけでなく頭境や髪のハリやコシを改善する成分としてヘアケア製品にもよく配合されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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