タチジャコウソウエキスの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

タチジャコウソウエキス

学名 Thymus Vulgaris (Thyme) Extract
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、ボディケア、化粧下地、顔用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、カラートリートメント、入浴剤

タチジャコウソウエキスとは?

タチジャコウソウ(立麝香草)とはシソ科イブキジャコウソウ属タイムの一種で、地中海沿岸に分布しているハーブです。
日本のイブキジャコウソウと同じ属のタイムですが、タチジャコウソウは「コモンタイム」と呼ばれ、一般にタイムといえばこれを指します。
このタチジャコウソウの全草から抽出したのがタチジャコウソウエキスです。

タチジャコウソウには興奮作用と強壮作用があり、特に循環器系統や神経系統の衰弱に高い効果があります。
また、芳香成分のチモールは空気中のウイルスやバクテリアを排除する作用や、体内の有害な細菌を殺す作用があるといわれています。
毎日タイムの小枝や葉をお湯に10分程度つけた浸剤を飲めば風邪の予防になるとされ、フランスでは古くから行なわれていた健康法です。

タチジャコウソウエキスの安全性は?

古くから薬草として食されて来たものですので、特に問題はありません。
成分のチモールやパラシメン、カルバクロールは高い抗酸化作用がある反面、皮膚への刺激があるといわれていますが、化粧品として少量使用する程度でしたら心配するほどの問題は起きにくいでしょう。

タチジャコウソウエキスの役割は?

タチジャコウソウは独特の薬草香があり、それを生かしてアロマ系化粧品の香料として配合されています。
また、収れん作用や抗炎症、抗菌作用があるので脂性肌のケアに、抗酸化作用や血行促進作用、皮膚柔軟作用があるのでエイジングケアにも使用されます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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