酢酸トコフェロールの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

酢酸トコフェロール

学名 Tocopheryl Acetate
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、ボディケア、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、チーク、口紅、リップグロス、アイブロウ、アイライナー、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、カラートリートメント、入浴剤

酢酸トコフェロールとは?

トコフェロールとはビタミンEのことで、天然のビタミンEを酢酸エステル化してできる合成のビタミンEです。
酢酸はお酢に含まれる弱酸性の成分で、試薬などに多く使用されています。

ビタミンE(トコフェロール)は水には溶けず、主にアルコールやオイルに配合されます。
高い抗酸化作用があり、「若返りのビタミン」とも呼ばれています。
活性酸素を除去するので全身の細胞の老化を防ぎ、生活習慣病をはじめガン、白内障、アルツハイマーにも効果があるとされています。
また毛細血管を拡張する働きがあるので、血流改善によって冷え性や腰痛、肩こりを緩和します。
さらに「トコフェロール」はギリシャ語で「子供を産ませる」という意味があり、ホルモン代謝を正常にするとされています。

酢酸トコフェロールはこれらのビタミンEの効能を持ち、さらに安定性を高めたもので、皮膚の酵素によってビタミンEに変化します。

酢酸トコフェロールの安全性は?

ビタミンEの誘導体であり、天然のビタミンEの安定性を高めたものなので、安全性は高いと考えられています。
ただし、トコフェロールにも石油などから合成されたものがあり、その場合は抗酸化作用があまりないとされています。
酢酸d-α-トコフェロールは天然型、酢酸dl-a-トコフェロールは合成のビタミンEから作られたものです。

酢酸トコフェロールの役割は?

安定性が高く水にも溶けやすいという特徴から、多くの化粧品に配合されています。
紫外線から肌を守る働きがあるので、肌荒れ防止、血流改善、新陳代謝など多くの効果が期待できます。
毛細血管を拡張することから、頭皮環境の改善を目的として育毛剤にも配合されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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