トマトエキスの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

トマトエキス

学名 SOLANUM LYCOPERSICUM (TOMATO) EXTRACT
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、ボディケア、化粧下地、顔用日焼け止め、口紅、リップグロス、ヘアカラートリートメント

トマトエキスとは?

ナス科のトマトの葉・茎・果実から抽出したエキスのことで、主に果実が利用されます。
トマトにはβ-カロテンやリコピン、クエン酸、ビタミンC、カリウムなどが多く含まれています。
それぞれに高い抗酸化作用がある上に、β-カロテンは新陳代謝を促進させる働きが、リコピンには血流改善や視機能改善作用、クエン酸は疲労回復やミネラル吸収促進効果など多くの健康効果があります。

ヨーロッパではトマトを食べると医者要らずとまで言われており、非常に栄養価や健康を維持する作用が高い野菜です。
ただしカリウムが多いため身体を冷やす作用があると考えられているので、摂取量には注意しましょう。

トマトエキスの安全性は?

食品から取れたものなので、安全性は高いと考えてよいでしょう。
ただし、ナスやトマトにアレルギーのある人や、花粉症患者の場合は注意が必要です。
最近になって、花粉と果物や野菜の中のタンパク質の構造が類似しており、トマトはスギ花粉と似ていることがわかりました。
そのため、スギ花粉症の人はパッチテストを行なったほうがよいでしょう。

トマトエキスの役割は?

リコピンには活性酸素を抑制する働きがあり、ビタミンCやクエン酸には高い抗酸化作用があるため、相乗効果で肌のハリやしみ、たるみなどに対する作用が期待できます。
また消炎や収れん作用もあるので、脂性肌のケアにも向いています。
肌の機能を全体的に活性化させるので、アンチエイジング化粧品にもよく配合されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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