トウキンセンカ花エキスの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

トウキンセンカ花エキス

学名 CALENDULA OFFICINALIS FLOWER EXTRACT
用途・効果 消炎症、鎮痛、清浄
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 敏感肌用の化粧品、目薬、入浴剤

トウキンセンカ花エキスとは?

トウキンセンカの花から抽出して得られるエキスです。トウキンセンカエキスとも呼ばれます。
トウキンセンカはマリーゴールドやカレンデュラとも呼ばれる南ヨーロッパ原産のキク科のハーブで、一般的にはキンセンカの名称で親しまれています。
(トウキンセンカ(唐金盞花)の唐には中国を経由して渡来したという意味合いがあります。)
ヨーロッパでは古くから薬用植物として栽培されきましたが、この花のエキスには独特の強い臭いがあることから、有害な素材と判断されてきた歴史ももつ素材です。
そんなトウキンセンカの花のエキスであるこの素材には、カロチノイド、サポニン、フラボノイドなどが含まれています。
消炎作用、鎮痛作用、清浄作用がある素材として、外傷や湿疹の治療にも役立てられています。
これらの特徴は美容製品にも活かせることから、スキンケア製品やヘアケア製品成分としても見かける素材のひとつとなっています。

トウキンセンカ花エキスの安全性は?

天然素材のひとつとして、安全性に長けた成分とされています。
古くからハーブとして活用されてきた歴史ももつことから、毒性もなく副作用などの心配もない素材のひとつとして活用できると言えるでしょう。
敏感肌向けの化粧水成分としても見かける機会のある素材のひとつとなっています。

トウキンセンカ花エキスの役割は?

消炎作用、鎮痛作用、清浄作用がある天然素材として、様々な製品に活用できる成分のひとつです。
肌にうるおいを与える力にも長けていることから、一般的な化粧水や乳液、美容液のほか、ニキビや敏感肌用などの対策化粧品向けにも配合される成分となっているでしょう。
また、芳香性のある成分として、デオドラント製品や入浴剤にも活用される機会のある素材でもあります。
頭皮環境を整える目的でも有用できることから、シャンプーやコンディショナー、白髪染めといったヘアケア製品成分としても役立てられています。
また、トウキンセンカの花は利尿、発汗、瀉下、止血、胆汁分泌促進などの作用があることでも知られており、外傷や皮膚炎のほか目薬として結膜炎などの治療にも用いられています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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