トリデセスの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

トリデセス

学名 Trideceth
用途・効果
安全性 D (毒性や刺激が強く、なるべく使用したくない成分)
よく使われる商品例 洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ボディケア、ハンドケア、化粧下地、顔用日焼け止め、アイブロウ、アイライナー、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、カラートリートメント、頭皮ケア、ヘアケア、ヘアスタイリング、入浴剤

トリデセスとは?

正式名称をポリオキシエチレントリデシルエーテルといい、トリデシルアルコールのポリエチレングリコールエーテルで、-2、-3、-5、-6などがあります。
有機溶媒には溶けやすいが水には溶けにくいデシルアルコールをポリエチレングリコールと結合させ、水に溶けやすくしたものです。

石油由来のノニオン(非イオン)合成界面活性剤で、洗浄剤、乳化剤、可溶化剤としての働きがあります。

トリデセスの安全性は?

トリデセスは石油系界面活性剤で、界面活性剤の中では最も刺激が少ないといわれるノニオン系ながら、肌に悪影響を及ぼす可能性があります。
石油系は肌バリアを破壊してしまうため水分が逃げやすくなり、肌荒れを起こしやすくするといわれています。
また皮脂が失われてしまうことから外部の刺激を受けやすくなり、紫外線の影響でシミやそばかす、シワ、たるみなどができやすくなると考えられています。

また、ポリエチレングリコールは緩下剤の材料となる成分ですが、まれにアナフィラキシーショックを引き起こすことが知られています。

トリデセスの役割は?

トリデセスはそれほど多くの化粧品には使用されていません。
ヘアコンディショナーやトリートメントに多く配合されており、成分を髪となじみよくし薄い膜にすることで髪の表面を覆ってすべりを良くし、静電気を防止しまとまりやすくする効果を狙っています。

またクレンジングや洗顔フォームに配合すると、メイクが乳化され落ちやすくなります。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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