キサンタンガムの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

キサンタンガム

学名 Xanthan Gum
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、マッサージ料、ボディケア、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、チーク、口紅、アイブロウ、アイライナー、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、ヘアマニキュア、カラートリートメント、一時染毛料、入浴剤

キサンタンガムとは?

トウモロコシなどから採れるデンプンを微生物に発酵させて作る成分で、水に混ぜると粘りが出ることから、結合剤や親水性増粘剤として使用されています。
多糖類グルコース、マンノース、グルクロン酸がベースになり、カリウム塩、カルシウム塩、ナトリウム塩も含まれています。
水溶性で、温度の影響をほとんど受けず、酸性・アルカリ性どちらの溶液にも溶け、粘度が変化しないという特徴があります。

食品添加物にも使用され、食材にとろみをつけ食感を良くします。
食材の性質や調理方法に影響されないため、ドレッシング、ケチャップ、とろみ調整剤、しょうゆ、ソース類、たれ、漬物、つくだ煮類、缶詰、レトルト食品、冷凍食品、小麦粉製品などなど、あらゆる市販品に入っています。

キサンタンガムの安全性は?

キサンタンガム自体に害となるような成分は含まれていませんから、安全性は高いといえます。
しかし材料となるトウモロコシのほとんどが米国からの輸入品のため、遺伝子組み換えや残留農薬の心配があります。
また、非常に少ないのですがトウモロコシアレルギーというものがありますので、食物アレルギーの人は一応注意しましょう。

キサンタンガムの役割は?

化粧水や乳液、クリームに入れると使用感が増し、指だれを防ぐことができます。
スクラブ剤内の固形物の沈殿を防いだり、成分を均一に混ぜたりする作用もあります。
粉末原料とうまく混ざるので、メイクアップ化粧品の複数の顔料をムラなくし、さらに肌に密着させます。
シャンプーやトリートメント剤の粘度を調節することで使いやすく、髪への付着度を向上させることもできます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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