ショウガ根茎エキスの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ショウガ根茎エキス

学名 ZINGIBER OFFICINALE (GINGER) RHIZOME EXTRACT
用途・効果 血行促進、抗菌作用、発汗、抗酸化作用
安全性 C (危険性は少ないもののなるべく使用は控えたい成分)
よく使われる商品例 化粧水、保湿クリーム、パック、ピーリング、ボディケア、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、頭皮ケア、ヘアスタイリング

ショウガ根茎エキスとは?

ショウガ(生姜)はショウガ科の多年草で、紀元前から医薬品や食品として使用されてきた根茎から抽出したのが、ショウガ根茎エキスです。
成分はジンゲロン、ショウガオール、ジンゲロールなどの辛味成分のほか、香り成分のガラノラクトンやシトラール、ビタミンB1・B6、パントテン酸、葉酸、マンガン、モリブデン、マグネシウムなどを含んでいます。
これらによって血管拡張作用や殺菌作用、健胃効果、抗炎症作用、脂肪燃焼効果、抗酸化作用など非常に多くの効能・効果を発揮し、生活習慣病の予防やアンチエイジングに利用されています。
また、中国では生薬として健胃、発散などに使用されています。

ショウガ根茎エキスの安全性は?

生姜は遅延型食物アレルギーを引き起こす可能性があるとされています。
遅延型なのとそれほど反応がひどくないためわかりにくいのですが、生姜を食べた数日後に下痢をするとか、胃がもたれる、荒れる、じんましんが出るなどの症状がある場合は、生姜アレルギーの可能性があります。
思い当たる場合は、パッチテストをして肌への刺激を確認することをお勧めします。

ショウガ根茎エキスの役割は?

ショウガの作用については多くの研究があり、血行を促進することから毛根刺激剤や頭皮刺激剤としての効果が期待できるとされています。
また、被験者に1%のエキス配合クリームを1年間使用させ観察したところ、シワが改善されたとの報告があります。
紫外線による皮膚の老化予防やケガの修復作用、細胞成長作用に関する文献もあり、細胞からの修復が期待できます。

化粧品には保湿やくすみ防止、抗菌剤として配合されているほか、育毛シャンプーや育毛剤にも使用されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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