グリコール酸 の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

グリコール酸 (別名:ヒドロキシ酢酸)

学名 2-Hydroxyethanoic acid
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、オールインワン、パック、マッサージ料、ピーリング、アイケア、ボディケア、ハンドケア、リップケア、フットケア、化粧下地、顔用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、ヘアマニキュア、一時染毛料、スタイリング剤、頭皮ケア

グリコール酸 とは?

グリコール酸はヒドロキシ酢酸ともいわれ、サトウキビや甜菜などにも含まれる成分です。
合成することもできますが、天然にも多く存在しているので、多くは天然物です。

吸湿性と皮膚への浸透性があり、さらに剥離剤としても使用されます。
剥離剤とはいわゆるピーリング剤のことで、角質層の表面を柔らかくする、あるいは溶解することで剥がれやすくする成分です。
また、成分のpHを調節して変色や腐敗を防止するためにも使用されます。

さらに、パーマ用の還元剤としても使用されており、元々の髪のシスチン結合を切断し、パーマをかかりやすくする作用があります。

グリコール酸 の安全性は?

濃度が低ければ、皮膚に使用した場合不要な角質だけを取り除く安全性の高い成分です。
しかし、3.6%以上の濃度になると毒物及び劇物指定令によって劇物とされる成分でもあるので、特に肌が弱い人は注意が必要です。

グリコール酸 の役割は?

マッサージ料やピーリング製品に使用され、肌のくすみを取り除く効果を狙っています。
また、肌を弱酸性に保ちニキビができにくくなるので、スキンケア製品にも配合されます。
吸湿性があることから水分の蒸発を防ぎ、髪を柔軟にまとまりやすくするためにヘアケア製品にも使用されています。
さらにpH調整作用があるので、商品の劣化を抑え皮膚への刺激を軽減するためにも使われています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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