ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸ソルビタン(20E.O.)の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸ソルビタン(20E.O.)

学名
用途・効果
安全性 ()
よく使われる商品例 洗顔フォーム、クレンジング、マッサージ料、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ボディケア、オールインワン、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、ヘアカラー・白髪染め、頭皮ケア

ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸ソルビタン(20E.O.)とは?

POE(20)ヤシ油脂肪酸ソルビタンとも呼ばれ、天然のヤシ油とソルビトールとの化学合成で作られる非イオン(ノニオン)界面活性剤です。
一般の化粧品にはPEG-20ソルビタンココエートと記載されます。

非イオン界面活性剤は水に溶けた時にイオン化しないため水の硬度の影響を受けず、陽イオン・陰イオン・両性界面活性剤と併用できるという特徴があります。

ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸ソルビタン(20E.O.)は親水性の乳化剤や分散剤、洗浄剤として使用されていますが、最も多い使用目的は乳化で、ほとんど他の界面活性剤と合わせて使われます。
また、洗浄剤としては泡立ちが少なく温度の影響を受けやすいため、マイルドな洗浄剤、または他の界面活性剤の補助として使用されています。
可溶化剤としても使用され、難溶性の成分を透明になるまで溶かしこむことができます。

ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸ソルビタン(20E.O.)の安全性は?

原料がヤシ油とトウモロコシやじゃがいもから作られるソルビトールなので、界面活性剤とはいえそれほど危険性はありません。
特にソルビトールはWHOでも許容摂取量を決める必要がないと判断されています。
ただ、トウモロコシやじゃがいもの多くは遺伝子組み換え作物を輸入しているので、その点は心配です。

ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸ソルビタン(20E.O.)の役割は?

成分を均等に分散し分離しないようにするため、色々な化粧品に配合されています。
また親水性の乳化剤としてソフトな使用感を作るので、肌への当たりを良くします。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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