アセチルヘプタペプチド の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

アセチルヘプタペプチド

学名 Acetyl Heptapeptide
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 クレンジング、化粧水、美容液、ピーリング、アイケア、ファンデーション、パウダー、スタイリング剤

アセチルヘプタペプチド とは?

アセチルヘプタペプチドはアミノ酸の合成物と酢酸が反応してできた物質です。
現在アセチルヘプタペプチド-4、-9などがあり、主に使用されているのは-9のほうです。

アセチルヘプタペプチド-9はアミノ酸のイソロイシン、グリシン、グルタミン酸、システイン、ヒドロキシプロリン、リシンから出来ており、主に皮膚のコンディショニング剤としての作用があります。

現在化粧品に配合されているのは、アセチルヘプタペプチド-9だけでなくコロイド性金も同時に配合したものがほとんどで、この2つを合わせたものはゴールデンコラニゲンという名称があります。
メーカー側の説明によると、ゴールデンコラニゲンはペプチド(アミノ酸の集合体)成分を高濃度で届け、作用させることが可能だとしています。
コラーゲンの合成を促進し、皮膚の弾力性や保湿性を取り戻すことで、シワを減少させる効果が期待できます。

アセチルヘプタペプチド の安全性は?

アミノ酸の集合体ですから、安全性に関してはそれほど心配することはないでしょう。
ただ、ゴールデンコラニゲンとして使用される場合、金粒子(コロイド性金)を結合されることになります。
金は等級によって不純物が多いものもあり、その不純物によって金属アレルギーを引き起こすことがあるので、注意が必要です。

アセチルヘプタペプチド の役割は?

保湿性があり、肌の弾力を増してハリを与え、毛穴を縮小させる効果が期待できます。
また、ゴールデンコラニゲンの場合、弾力性41%・水分31%改善、さらにシワ55%減少とメーカー側が実験結果を公表しており、今後アンチエイジング成分として使用されていくでしょう。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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