白髪染め・カラートリートメントの成分解説
アセチルペンタペプチド
学名 | Acetyl sh-Pentapeptide |
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用途・効果 | |
安全性 | A (安全性に信頼が持てる成分) |
よく使われる商品例 | 保湿クリーム、オールインワン、パック、ボディケア、リップケア、リップグロス、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、スタイリング剤 |
アセチルペンタペプチド とは?
いくつかのアミノ酸が結合したペプチドと酢酸がアルコールによって反応してできた物質で、アセチルペンダペプチド-1や-35、-55などがあります。
アセチルペンダペプチド-1はアルギニン、アスパラギン酸など5つのアミノ酸、-35はアルギニン、グルタミン酸、ヒスチジン、リシンの4つのアミノ酸をアセチル化しています。
アセチルペンダペプチド-1は皮膚のコンディショニング剤として配合される成分ですが、現在配合されている化粧品はほとんどありません。
現在主に使用されているのはアセチルペンダペプチド-35で、化粧品メーカーのほか新日本製薬など医薬品メーカーでも化粧品に配合しています。
この成分は寿命をコントロールするサーチュイン遺伝子を模倣したもので、老化防止やDNAの保護に効果があるといわれています。
さらに、細胞を活性化させるといわれ、新陳代謝促進効果も期待されています。
アセチルペンタペプチド の安全性は?
アセチルペンダペプチドはどれもアミノ酸をアセチル化したもので、安全性は高いと考えられています。
ただ、2013年末頃から使われ出した新しい成分であり、使用者からの声がまだ少ないため、過敏肌の人は目立たない部分でパッチテストすることをお勧めします。
アセチルペンタペプチド の役割は?
アセチルペンダペプチド-35は、アンチエイジング効果を狙ってオールインワン化粧品やフェイスクリームに配合されています。
しかし、現在のところはリップケアやシャンプー、コンディショナーなどに、うるおいを与えるために使用されることがほとんどです。
- Attention -
安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。
・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。
・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)
・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。