バオバブ油の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

バオバブ油

学名 Adansonia Digitata Oil
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 美容液、保湿クリーム、ボディケア、アイケア、化粧下地、ファンデーション、パウダー

バオバブ油とは?

バオバブはアオイ科の樹木で、サバンナ地帯に分布する高木です。
樹齢数千年といわれ、果実はビタミンCとカルシウムが非常に豊富で、古くから食用・調味料として使用されてきました。

バオバブ油は実から抽出され、飽和脂肪酸のパルミチン酸、ステアリン酸、アラキジン酸、一価不飽和脂肪酸のオレイン酸、多価不飽和脂肪酸のリノール酸、α-リノレン酸、ビタミンA・D・Eなどを含んでいます。
特に豊富なオレイン酸やパルミチン酸には保湿作用やアンチエイジング作用があるといわれています。
ビタミンAは肌の健康を守り、Eは若返りのビタミンと呼ばれるほど抗酸化作用が強く、活性酸素を撃退します。
また10トンもの水分を蓄積する力があり、乾季にはその水分で生きのびています。

バオバブ油の安全性は?

アフリカではこのオイルを古くから調理に使用したり保湿剤として肌に塗布したりしており、安全性は高いといわれています。
しかし未精製のものは非常に栄養価が高いのですが、精製したもの、保存料や酸化防止剤が添加されているものは効果が薄れます。

バオバブ油の役割は?

非常に保水・保湿力が強く、さらに水分が蒸発するのを防ぐ働きがあるので、美容液や保湿クリームに配合することで乾燥肌のケアができます。
抗酸化作用があるので、化粧下地に使用すると紫外線の害を防ぎ、肌の老化を防止する作用が期待できます。
また、肌のターンオーバーを促進することで傷や傷跡、肉割れの線を薄くするといわれています。

ヘアケアとしては、シャンプー後に少量を全体に伸ばすと紫外線やドライヤーの熱から髪を守ってくれます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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