マロニエエキス の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

マロニエエキス

学名 Aesculus Hippocastanum Extract
用途・効果
安全性 B (安全性は高いが、稀にアレルギー報告のある成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、ボディケア、ハンドケア、入浴剤、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、チーク、口紅、リップグロス、アイブロウ、アイシャドウ、アイライナー、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント

マロニエエキス とは?

マロニエはセイヨウトチノキというギリシア原産のトチノキ科の大型の落葉樹で、30メートル以上に成長し、春には白色で赤い斑点のある花を咲かせます。
マロニエエキスはこの果実、種子、樹皮、葉などから抽出されたものです。

この実はトチの実と呼ばれ、古くから羊毛や麻、絹などの脱色剤として、またサポニンの一種であるアエスシンという成分を含むため石鹸としても使用されてきました。
このサポニンアエスシンには捻挫や浮腫の炎症抑制、血糖値上昇抑制、アルコール吸収抑制作用があり、ヨーロッパでは医薬品にも配合されています。
そのほかの成分にはグルコシターゼ、タンニン、クマリン配糖体などがあり、収れん作用や消炎作用があります。

なお、日本にもトチノキがあり成分も近いのですが、主にあくを抜いて団子などのお菓子に使用されることがほとんどです。
あくを抜かない状態の若い実は、若干の毒性があるとされています。

マロニエエキス の安全性は?

薬用や食用として用いられたものなので、あくを抜いたものであれば問題はありません。
ただスギ花粉症の場合、マロニエの花粉にも反応を起こしやすく、鼻水やくしゃみが止まらないなどの症状が起きる場合があります。
抽出方法によっては花粉が混じることがあるので、花粉症の場合は注意して使用しましょう。

マロニエエキス の役割は?

収れん、消炎、抗酸化、血行促進作用があるため、お肌のコンディションを整える目的で
非常に多くの化粧品に配合されています。
また紫外線を吸収する働きもあるとされ、化粧下地や日焼け止め、シャンプーやトリートメントにもよく使用されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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