アラリアエスクレンタエキスの成分解説と安全性、役割

フランスの海岸沿いに生息する海藻の一種で、紫外線や塩分、崖、潮の満ち引きなど過酷な自然環境で成長することから、非常に生命力が強いとされています。
自ら紫外線を防御し細胞を修復する力があり、生育も早いという特徴があります。

アミノ酸のアラニンを多く含んでおり、これには肝機能を改善し、アルコールの分解有害物質アセトアルデヒドを解毒する働きがあります。
またサーチュイン-1という、活性酸素の除去や老化防止などに関係する長寿遺伝子を活性化する作用があるともいわれています。
肌の天然保湿成分NMFの成分でもあり、角質層の保湿を担う大切な成分です。
フランスではエイジングケアに最適な海藻のエキスであるといわれており、その研究は現在も行なわれています。

主成分がアミノ酸であること、フランスで研究、使用されていることから安全な成分とされています。
しかし海藻類にはヨードが多く、これにアレルギー反応が出る場合があります。

保湿作用があり、さらに紫外線から肌を守る働きがあるとされ、基礎化粧品や化粧下地、日焼け止め、ファンデーションなどに使用されます。
活性酸素の除去や肌細胞の衰えを防ぐことが期待できる、アンチエイジング成分でもあります。
また、ダメージのある髪を保護し、クシ通りをよくしたりクセ毛を治したりする働きもあるという研究結果があり、ヘアケア製品に配合することで保湿とコンディション改善が期待できます。