セロリエキス の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

セロリエキス (別名:オランダミツバ)

学名 Apium Graveolens (Celery) Extract
用途・効果
安全性 C (危険性は少ないもののなるべく使用は控えたい成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、パック、ピーリング、ボディケア、顔用・ボディ用日焼け止め、シャンプー、コンディショナー

セロリエキス とは?

セロリはヨーロッパ原産のセリ科の1~2年草で、オランダミツバとも呼ばれています。
βカロテンやビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、ミネラルなどの栄養素を豊富に含んでおり、17世紀頃からは食用にされてきました。
また、それ以前には強壮剤や整腸剤、目の消炎剤、利尿剤など民間薬として使用された歴史のある植物です。

セロリには香り成分のアピインやセネリンがあり、鎮静作用や血圧降下、目の充血を抑える作用があります。
また、健胃作用を持つビタミンUや、皮膚・粘膜を健康に保ちエネルギー代謝を良くするビタミンB群、抗酸化作用のあるビタミンCやビタミンEも含まれており、健康維持に役立ちます。

化粧品には肌の引き締めや保湿を目的に配合されます。
また、皮膚の新陳代謝を助け、外的刺激から保護する作用もあるとされています。

セロリエキス の安全性は?

目薬として使われていたほどですから、基本的には安全性が高いといえます。
しかし、セロリは古くなるとソラレンという光毒性物質が生成されます。
この物質には紫外線に反応しやすくなるという特性があり、日焼けやシミの原因となります。
さらに、セロリはその3分の1がアメリカやメキシコからの輸入です。
輸入の際、薬効が高いといわれる葉から上の部分はすべて切り落とされてしまうため、それでエキスを作ると効果が半減してしまいますし、残留農薬の危険性もあります。

セロリエキス の役割は?

保湿しさらに肌を引き締めることから、スキンケア製品に配合されています。
また、ヘアケア製品に使用することで広がりにくい髪に整えてくれます。
日焼け止めに配合されるのは、外的刺激から保護し皮膚の新陳代謝を助けてくれる効果を狙ってのことでしょう。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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