レンゲソウエキス の成分解説と安全性、役割

レンゲソウ（蓮華草）は中国原産のマメ科ゲンゲ属の越年草で、ゲンゲとも呼ばれます。
薄い紫色や白い花を咲かせ、蜜はハチミツになります。
また、日本では古くから若芽を茹でて食用にしてきました。

レンゲソウエキスはレンゲの全草や種子から採れるエキスで、タンニンや糖類を含んでいます。
タンニンには収れん作用があり、摂取すると腸を引き締め、下痢を改善します。
また、活性酸素の発生を抑制する抗酸化作用もあるため、生活習慣病の予防や改善にも役立つといわれています。

また、欧米ではサプリメントが販売されており、風邪やアレルギー、胃腸障害、高血圧、糖尿病などに効果があると説明されています。

レンゲソウはマメ科の植物なので、大豆やピーナッツなどにアレルギーがある場合、注意が必要です。
また、レンゲソウは栽培の際アブラムシやアルファルファタコゾウムシなどの害虫がつきやすいことから、殺虫剤が散布されています。
そのため、薬剤が残留している危険があります。

収れん作用があるため、毛穴を引き締め保湿しなめらかでうるおいのある肌にするために、スキンケア製品に配合されます。
また、原料メーカーによると、レンゲソウエキスにはコラーゲンを保護し、さらにコラーゲン同士を結びつけるエラスチンを破壊する酵素を阻害する効果が期待できるとしており、ハリや弾力の維持に働きかけてくれます。