パントテン酸カルシウム の成分解説と安全性、役割

リカラ
トップ > 白髪染め・カラートリートメントの成分一覧 > パントテン酸カルシウム

白髪染め・カラートリートメントの成分解説

パントテン酸カルシウム

学名 CALCIUM PANTOTHENATE
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、マッサージ料、ボディケア、ハンドケア、リップケア、化粧下地、顔用日焼け止め、マスカラ、マニキュア、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、育毛剤

パントテン酸カルシウム とは?

ビタミンB群のパントテン酸とカルシウムを結合させたものです。
カルシウムはパントテン酸を水に溶けやすくするための添加剤で、パントテン酸カルシウムとパントテン酸はほぼ同じ作用があります。

パントテン酸は代謝を助ける補酵素の働きがあり、エネルギーを作り出す際に必要な成分です。
ホルモン合成の際にも必要で、抗ストレスホルモンと呼ばれる副腎皮質ホルモンの分泌を促進する作用があります。
この作用がアトピーや花粉症の炎症を抑える助けになるとの仮説があり、現在研究が進められています。
また、善玉コレステロール(HDL)を増やす働きもあるので、動脈硬化を予防します。

肌に対してはビタミンCの働きを助け、抗酸化作用を強めたりコラーゲンの生成を促進させたりする働きがあります。
欠乏すると皮膚炎や抜け毛を起こすことから、肌と髪の健康に欠かせない成分です。
欧米では、白髪予防にも効果が高いと考えられています。

パントテン酸カルシウム の安全性は?

「パントテン」は「どこにでもある」という意味のギリシャ語で、その名の通り体内にも食品にも含まれているので、安全性は非常に高いといえます。

パントテン酸カルシウム の役割は?

ビタミンCを助けてコラーゲンを生成するので弾力性のある肌や髪を作るだけでなく、コラーゲン繊維が主成分である血管の柔軟性を高めて血流を良くします。
さらに細胞を増殖させる働きがあることから毛母細胞の分裂を促進し、脱毛予防や発毛効果が期待できます。
抗炎症作用や肌荒れ予防作用があるので、洗顔料や基礎化粧品などにも配合されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

[PR]当サイトは広告プログラムにより収益を得ています

注目の特集

先月の売れ筋ランキング

話題のテーマ

比較リストで確認

比較リストに追加した商品は「比較表を見る」ボタンを押すと、まとめて比較することができます。
比較表を見る

比較リストで確認