ツバキエキス の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ツバキエキス

学名 Camellia Japonica Flower Extract
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、マッサージ料、ボディケア、ハンドケア、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、アイシャドウ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、スタイリング剤、育毛剤

ツバキエキス とは?

ツバキエキスとは、日本原産のツバキ(ヤブツバキ)の全草または種子のエキスのことです。
ツバキといえば大島が有名ですが、本州、四国、九州、沖縄や台湾、韓国などに植生していて、多くの園芸品種があります。
ツバキ全草のエキスのほか、花や葉、種子などから採れるエキスもあります。

種子のエキスには苦みの強いツバキサポニンが多く含まれ、ヒアルロン酸やコラーゲンの生成を促進させ、血流を改善する作用があるといわれています。
また、紫外線による炎症を抑える抗酸化作用も確認されています。
最近の研究では女性ホルモン様の作用があるとされ、美肌を作るとして化粧品材料にもよく使用されるようになりました。

抗炎症作用、血流促進改善、脂肪吸収阻害、脂肪燃焼などが認められ特許を取得した企業もあり、今後のさらなる研究が期待されています。

ツバキエキス の安全性は?

日本で古くから肌や髪に利用されてきたものですので、安全性に関しては問題はないでしょう。
ただ、ヤブツバキの花粉はアレルギーを引き起こすことがわかっています。
ツバキの開花時期(2~4月)に花粉症の症状が出る場合は、一応注意したほうが良いでしょう。

ツバキエキス の役割は?

ツバキサポニンが繊維芽細胞に働きかけ、肌にうるおいやハリを与えることから、基礎化粧品に配合されます。
抗酸化作用もあるので、化粧下地や日焼け止めに使われることもあります。
保湿や血流促進、抗炎症作用などが頭皮環境を整えることから、育毛剤や育毛サプリメントにも使用されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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