白髪染め・カラートリートメントの成分解説
カルボキシメチルセルロースナトリウム (別名:CMC-Na)
学名 | Carboxymethyl cellulose |
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用途・効果 | |
安全性 | C (危険性は少ないもののなるべく使用は控えたい成分) |
よく使われる商品例 | 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、オールインワン、パック、マッサージ料、ピーリング、アイケア、ボディケア、ハンドケア、フットケア、リップケア、ネイルケア、メイクリムーバー、入浴剤、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、チーク、口紅、リップグロス、アイブロウ、アイライナー、アイシャドウ、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、ヘアカラー・白髪染め、パーマ液、スタイリング剤、頭皮ケア |
カルボキシメチルセルロースナトリウム とは?
アルカリのセルロースにモノクロロ酢酸ナトリウムと水酸化ナトリウムを加えてできる、水溶性の合成ポリマーです。
「カルボキシメチルセルロースナトリウム」は医薬部外品原料や食品添加物に使用される名称で、「CMC-Na」と表示されていることもあります。
化粧品に使用される時は「セルロースガム」という表示になります。
乳化安定剤、増粘剤、結合剤として、医薬品、塗料、製紙、ペット用品、食品添加物など様々な分野で使用されています。
また、乳化物を安定させクリーミーな感触を作り出すことや、起泡を安定させる効果もあることから、多くの化粧品に配合されます。
カルボキシメチルセルロースナトリウム の安全性は?
成分が植物繊維のセルロースなので、安全性は高いと考えられます。
毒性やアレルギーもほとんどありませんので、合成ポリマーとはいえそれほど心配する必要はありません。
ただ、目に入った場合に刺激を感じることがあります。
カルボキシメチルセルロースナトリウム の役割は?
これ自体に保湿作用はないものの、保湿成分に添加することで作用を高めることができます。
また、粉末の成分を固める結合作用と粘度を持たせる作用があるので、ファンデーションや口紅などメイクアップ製品にも使用されています。
シャンプーに配合すると適度にとろみをつけ、泡立ちが良くなります。
- Attention -
安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。
・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。
・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)
・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。