N-ステアロイルジヒドロスフィンゴシン の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

N-ステアロイルジヒドロスフィンゴシン

学名 CERAMIDE NG
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、オールインワン、ボディケア、ハンドケア、化粧下地、顔用日焼け止め、パウダー、育毛剤

N-ステアロイルジヒドロスフィンゴシン とは?

N-ステアロイルジヒドロスフィンゴシンは、肌の角質層にある7種類のセラミドのうち1種類をバイオ技術で製造した医薬部外品原料で、化粧品原料としては「セラミドNG」「セラミド2」とも呼ばれています。

セラミド7種類にはそれぞれ特徴がありますが、その中でもセラミド2は最も高い保湿作用があり、角質層を乾燥から守り、外からの刺激を防いでいます。
髪の毛にも多く含まれており、みずみずしいツヤのある髪を作る成分です。
髪のダメージを修復する作用があるともいわれており、「セラミド2」の名称で多くのシャンプーやコンディショナーにも配合されています。
水分にも油分にもよくなじみ、吸収されやすいので肌のうるおいを守るために非常に効果があるといわれていますが、技術的に抽出が難しいため、高価な原料となっています。

N-ステアロイルジヒドロスフィンゴシン の安全性は?

バイオ技術で作られたものですが、現在のところ安全性は高いと考えられています。
まだ研究が進められている新しい原料なので、今後副作用などのデメリットが出てくる可能性がないとはいえません。

また、高価な原料なので配合量が非常に少ないものもあり、そういった場合別の化学合成成分で作用を補う場合がありますので、配合量には注意が必要かもしれません。

N-ステアロイルジヒドロスフィンゴシン の役割は?

N-ステアロイルジヒドロスフィンゴシン(セラミド2)は保湿成分の中でもっともその作用が強いため、エイジングケア化粧品に配合されます。
また、紫外線や空調などで常に乾燥しがちな頭皮を保湿することで頭皮の状態が良くなり、発毛・育毛が期待できるとして、育毛剤にも使用されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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