カモミラエキス の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

カモミラエキス

学名 Chamomilla Recutita Extract
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、オールインワン、パック、ピーリング、ボディケア、ハンドケア、リップケア、入浴剤、制汗剤、化粧下地、顔用日焼け止め、ファンデーション、シャンプー、コンディショナー、頭皮ケア、トリートメント、育毛剤

カモミラエキス とは?

カモミラはカモミール又はカミツレとも呼ばれる、イギリス原産のキク科の植物です。
アロマテラピーの世界ではローマカミツレとジャーマンカミツレに分かれ、若干成分に違いがありますが、どちらも女性に大変有効なハーブです。

4000年以上前から熱病を治すことで知られ、ヨーロッパでは婦人病の緩和や鎮痛薬、精神安定薬としても用いられていました。
また、セスキテルペンという精油成分には抗炎症作用や抗アレルギー作用、保湿作用、防腐作用、メラニン色素生成阻害作用があります。
血行促進作用もあるため、ダメージを受けた肌の新陳代謝を促進します。
また髪にツヤを与えるとされ、ヨーロッパではよくシャンプーに用いられています。

その上、最近の研究でカモミラに含まれるカマメロサイドという成分に、肌の糖化を防ぐ働きがあることがわかりました。
糖化とは体内のタンパク質や脂肪が糖類と反応して老化物質を合成してしまうことで、シミやシワの原因になります。
カモミラは老化物質の生成を抑制することで、肌のシミやシワをできにくくします。

カモミラエキス の安全性は?

紀元前から使用されていたものですので、基本的に安全なハーブエキスです。
しかし、生理痛やPMSなどに効果があることから通経作用があるとされており、妊娠初期には万が一のことを考えて使用は控えましょう。
また、キク科なのでアレルギーを引き起こす危険性があります。
鼻水、くしゃみ、目のかゆみ、涙、頭痛などの症状が出たら使用は中止してください。

カモミラエキス の役割は?

炎症を起こした肌を鎮める働きと保湿作用があるため、ニキビケア化粧品や日焼け止めに使用されます。
また、美白用化粧品やエイジングケア化粧品に配合することで、メラニンが作られるのを防ぐ効果が期待できます。
そのほか、頭皮の皮脂のバランスを取り、紫外線の害や炎症の予防と修復を目的に、育毛剤にも利用されます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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